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まさかの事態に備える婚活

離婚理由の三大不一致が「性格の不一致」「性の不一致」「価値観の不一致」なのです。

歌の歌詞にもありますが、育ってきた環境が違うのでしょうがないこともあります。
しかし、あまりにも価値観が違いすぎると一緒に生活していくのは辛いですよね。
それが結婚する前に分かればまだいいですが、結婚してから気付いてしまったとしたら・・・。

価値観や性格の不一致は、どうしたらいい?

価値観や性格の違いが発覚するとき

価値観が似ていると思って結婚した場合でも、結婚生活をしていくなかで相手の思わぬ価値観を知って愕然とするケースがあるようです。

結婚式当日や、新婚旅行で
結婚式当日に、いきなり価値観の違いにぶち当たることもあるようです。
両親や親戚との付き合い方、流儀やマナーなどの違いから「もしかしたら価値観が違う?」と気付くことも。
また、新婚旅行でどうしても許せない価値観の違いを発見してしまうケースもあるようです。
そういえば一昔前、「成田離婚」という言葉が流行りましたね。
妊娠
特に第一子の時は、妻の不安を夫がどこまでフォローできるかが問題になってきます。
いたわってくれない、協力してくれないと感じるかそうでないかも、価値観や性格によって異なります。
出産
出産に立ち会うか、立ち会わないかで価値観のズレを認識してしまうことが多いようです。
育児
しつけをはじめ、育児をめぐっては価値観や性格の違いが大きく影響して夫婦喧嘩の原因になることが多々あるようです。また、仕事と育児のバランスの取り方で、お互いに不満が爆発してしまうこともあるようです。
住まい選び
マイホームを購入するときに、一戸建てかマンションか、郊外か街中か、親と同居か別居かでもめるようです。
子供の教育問題
お受験をするかどうか、また学校選びで対立してしまうことがあります。
他には、子供のお小遣いや門限についても、価値観や性格の違いにより夫婦で意見が分かれてしまうこともあるようです。
妻の仕事再開
子育てがひと段落すると、仕事を再開したい妻と家にいてほしい夫で意見が対立してしまうことがあるようです。
また、逆パターンの、働いてほしいと思う夫と、働きたくない妻で対立することもあるようです。
夫の転職・独立
転職したいと思う夫に対して、定年まで現在の仕事を続けて欲しいと思う妻。
独立開業したい夫と、それに反対する妻。
価値観や性格の違いが浮き彫りになる二つのパターンがあります。
リタイア後の生活
定年退職後は田舎暮らしをしたいと考える夫と、都会暮らしをしたいと思う妻との対立。
また、妻と旅行に行きたいと思う夫と、夫とは行きたくない妻。

そもそも、価値観は何によって形成されたのでしょう

人が持っている価値観は、二通りあります。
ひとつは、「これは妥協できる」という緩いもので、もうひとつは「コレだけは絶対に譲れない」というこだわりのある価値観です。
そして、後者の「こだわりのある価値観」が夫婦の間でまったく異なってしまったとき、または違っていたことに気付いてしまったとき、大きな壁にぶつかってしまうのです。
どうしたら価値観の違いを乗り越えられるのでしょうか

効果的な方法をお教えします。夫婦それぞれが大人になるまでの、ありとあらゆる項目について書き出し、パートナーのルーツを探る方法です。これにより、問題となっている価値観を形成するに至った理由を知ることができ、パートナーへの理解を深めることができるのです。
両親それぞれの性格、家庭の経済状態、食生活、兄弟構成、性格の長所・短所、学歴、病気、ショックだった出来事、子供の頃の夢、旅行歴などなど。

例えば、「夫がケチで、過剰なまでの節約家。価値観が合わない」という妻がいたとします。
そこで、夫のルーツを探ってみると、子供の頃に父親の事業が失敗し、大変な苦労をして育ったということが分かったとします。そうすると妻は「お金に苦労して、その大切さを知っているからうるさく節約するのか。それなら夫を理解できるわ。」ということになるのです。
パートナーへの理解を深めることができるこの方法は、価値観の違いで悩んでいる方へぜひおススメしたいと思うのです。